陸上競技部

DATE:2025.05.13陸上競技部

帰山男子2部ハーフで優勝!!「率直にとてもうれしい」-第104回関東学生陸上競技対校選手権大会

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(撮影:梅川岳飛)
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藤田敦史監督から藤田敦史杯を贈られた帰山侑大(現4)

第104回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が5月8日から11日にかけて相模原ギオンスタジアム(神奈川県)で行われた。駒大からは大会1日目から3日目にかけて1500メートル、10000メートル、3000メートル障害に計4名が出場。5月11日(大会4日目)は男子2部ハーフマラソン決勝に主将の山川拓馬(営4)、副将の帰山侑大(現4)、3000メートル障害決勝に牟田颯太(地1)、5000メートルに牟田凜太(地1)、篠和真(営1)が出場した。帰山がハーフマラソンで優勝、山川が4位入賞、牟田颯太が5位入賞となった。なお、男子2部ハーフマラソン決勝はトラックの周回が1周足りなかったため、参考記録となっている。
戦評と結果、インタビューは以下の通り。

結果

5月11日 大会4日目

◆男子2部ハーフマラソン 決勝
優勝
帰山侑大(現4)
1時間01分43 ※参考記録
4着
山川拓馬(営4)
1時間01分56 ※参考記録
◆男子2部3000mSC 決勝
5着
牟田颯太(地1)
8分57秒25
男子2部5000m 決勝
16着
牟田凜太(地1)
14分15秒69
DNF
篠和真

戦評

男子3000mSC 決勝

牟田颯太はトップで集団を引っ張る形でレースを進める。1000メートルを超えると周りの選手がペースを上げ始め少し遅れをとるも先頭集団に食らいつく。2000メートル手前で前を走る選手とかなり差が開くも後ろを走る選手へ前を譲らず積極的にレースを展開。ラスト1周でスパートをかけ5着入賞を果たした。

男子5000m 決勝

牟田凜太は中腹で篠は後方でスタートし、レースを進める。1000メートルを超えると集団がばらけ始め集団のペースが少しずつ乱れ2人もペースが落ちる。牟田は少し遅れるも果敢に前の選手を追う積極的なレース展開を見せそのままフィニッシュ。篠はレース中盤から苦しい表情を見せる展開が続き途中棄権となった。

インタビュー

◆帰山侑大

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ーー今日の調子は
「連戦や暑い中でなかなか調子が上がらなかったため、ぶっつけ本番だったがなんとか走れてよかった」

ーーレースプランは
「強いライバルがたくさんいたため最後までついて行くというプランだった」

ーーレースを振り返って
「ラストスパートを仕掛けるタイミングが良かったのか、一発で決めきることができたのでよかった」

ーー優勝したがどう感じているか
「初めての関東インカレでタイトルを取れて率直にとても嬉しい」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『調子が上がっていなかったので精一杯がんばるように』と言われた」

ーー今後の目標
「4年目で集大成になるためけが無く上手く練習を積んでいって、チームとして三大駅伝三冠という目標でやっているので自分もチームに貢献していきたい」

◆牟田颯太

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ーー今日の調子は
「調子はよかったが、暑さなどの気象条件にやられてしまった」

ーーレースプランは
「8分51秒が駒大記録だったためそれを切ることを目標に走った。しっかりと前に付いて8分40秒台を狙うレースを考えていた」

ーーレースを振り返って
「最初からペースが速く前に付けるだろうと過信していて、そのハイペースに付いて行けなかったことと、ずるずると落ちてしまったことが課題だと思う」

ーー入賞したがどう感じているか
「1年生で出場させていただいて大事な1枠というところで、ポイントや入賞という結果を取ることができて良かったが、タイムやそれにつながる目標を達成することができなかったので悔しさが残る」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『冷静に行って勝負になる』ということを言われていたのでそれを意識して走った」

ーー今後の目標
「3000メートル障害は一区切りつけて、月末から5000メートルや10000メートルでタイムを狙う練習を続けていくので、三大駅伝にもつなげていけるように頑張りたい」

◆牟田凜太

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ーー今日の調子は
「調整やレース前の刺激は自分の思い通りにできていて身体も軽かったため調子はよかった」

ーーレースプランは
「外国人選手が多くいたがあんなに速く行かれるとは思っておらず、1キロ2分45~46秒くらいだったら付いて4000メートルまで耐えてラストで競り勝つプランだった」

ーーレースを振り返って
「入りの速さで恐怖になって自分の走りやすいぺースに変えてしまったことが、いいタイムが出なかった原因だと考えているので反省したい。上げられるレースを経験しておらず入りの速さでびっくりしたが中盤は後ろから拾って行く走りを意識して、悪いながらも14分10秒台でまとめたので最低限の走りはできたと思う」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「1年生が自分含め3人しかいなかったため、『失うものはないからチャレンジして来い』と言われた」

ーー今後の目標は
「こういうレースは経験できることがあまりないので、経験を生かして5000メートルは13分45秒、10000メートルは28分30秒を切れるように、練習をこれまで以上にしっかり積んで何倍も強くなって試合で好記録が出せるように頑張りたい」

執筆者:梅川岳飛

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